身長を伸ばす 睡眠|背を伸ばしたかったらぐっすり眠りましょう!

昔から「寝る子は育つ」といわれてきましたが、実はコレ、かなり真実に近いことばです。

 

というのも、子供の身長を伸ばすためには、初めに身長を伸ばす方法でご紹介した通り、3大要素といわれる「栄養」「運動」「睡眠」が正しく子供の生活に取り入れられる必要があるのですが、その中で「睡眠」は、成長ホルモンの分泌にかかわる重要な要素を含んでいるからなのです。

 

こども

 

身長を伸ばすために睡眠が必要な理由

成長期の子供の身長を伸ばすために睡眠が必要とされる理由は、ズバリ、睡眠中に伸長を促す成長ホルモンが分泌されるからです。

 

◎成長ホルモンとは?
ホルモンとは、私たちの体の中でつくられている物質で、体のさまざまな機能をコントロールする大切な役割を担っています。
その数は100種類を超えるといわれており、成長ホルモンはそのうちの一つ。

 

その名の通り「体の成長を促すためのホルモン」なのですが、その役割としては、成長に関してだけではなく、体にある物質をエネルギーとして使えるような物質に変換する働き(=代謝)も担っています。

 

  • 骨の伸長・筋肉の発達を促す
  • 代謝を促す

 

これらの作用のうち、成長期においては骨の伸長と筋肉の発達を促す作用が特に重要となるため、スムーズな分泌を促す環境を整えてあげる必要がありますね(#^.^#)

 

分泌量としては、思春期をピークにどんどん減少していくのですが、代謝アを促す機能を持っていることから大人になってからも分泌される重要なホルモンです。

身長を伸ばすためには睡眠物質メラトニンも重要

また、成長ホルモンとともに身長を伸ばすために重要なホルモンがメラトニンです。

 

メラトニンは、夜暗くなると分泌されるホルモンで、眠気を催させるものですが、一日の体のリズムを整える作用とともに、成長段階の子供の「性成熟を抑制する作用」も持っているといわれています。

 

 

どういうことかというと、一般的に思春期の訪れが早い子供と比べて思春期の訪れが遅い子供の方が最終身長は高くなる傾向がある(思春期の直後に成長期が終わる為)ことがわかっていますが、この思春期の訪れを遅らせる作用がメラトニンにはあるというのです。

 

つまり、身長を伸ばす可能性を高めるためには、思春期の訪れを遅くする働きを持つメラトニンがしっかりと分泌されるように睡眠を十分にとることが大事だと思われます。
その意味でも、成長期に睡眠が必要ということですね。

 

質の良い睡眠をとるための対策

では、成長ホルモンやメラトニンを十分に分泌させるためには、どのような睡眠をとったらいいのでしょうか?

 

josei

 

それは、一言でいえば「質の良い睡眠」ということですが、その為には睡眠時間の絶対量を確保するとともに、深い眠りへ入るための準備を寝る前に行なっておく必要があります。
対策としては次の点が考えられますので、お子さんの生活をチェックしてみて下さいね(#^.^#)

 

 

必要最低限の睡眠時間を確保する

現在は塾や習い事の関係で、中学生以降、子供たちの生活が徐々に夜型になっていく傾向がありますが、必要最低限の睡眠時間は絶対量として確保しなければなりません。

 

いくら「睡眠は量ではなくて質」とはいっても、絶対量が足りていなければ、深い眠りであるノンレム睡眠も少なくなってしまうため、ホルモンの十分な分泌は見込めないことになってしまいますね(^^;)

 

 

理想の睡眠時間

現在の平均睡眠時間

(国民生活時間調査)

小学校中学年〜高学年

9時間

8時間43分

中学生

9時間

7時間51分

高校生

8時間

6時間54分

 

規則正しくメリハリのある生活を心がける

人間の体内時計をリセットさせるためには、夜しっかり眠ることと朝には朝日を浴びることだといわれています。

 

朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びるようにし、日中はしっかり体を動かして適度な運動を心がけましょう。
そうすることで、夜はきちんとした時間に眠気が来るようになり、早めに寝床に就くことが可能になりメリハリある生活が送れるようになりますね(*^-^*)

 

 

食事は寝る2時間前までに済ませる

寝る直前に食事をすると、食べたものが胃で消化されない状態で眠ることになり、眠りが浅くなって成長ホルモンがしっかり分泌されない原因となってしまいます

 

熟睡するためには、寝る段階では消化が終わっていることが必要になりますので、食事は寝る2時間前までに済ませるようにしましょう。

 

 

寝る30分〜1時間前にお風呂に入る

私たちの体は、寝る直前に体温が下がることによって睡眠に入っていくといわれています。

 

ということは、逆算すると、寝る30分〜1時間前にお風呂に入って体を温めるとちょうどよい具合に寝るころに体温が下がってきますので、深く質の良い眠りにつくことができるようです。

 

 

寝る直前にブルーライトを浴びない

スマホの普及率は子供にも広まっており、現在、高校生のスマホ利用率は93%にも達するそうです。

 

それだけに、寝る直前までスマホの画面に見入っている子供が多い世の中ですが、スマホやパソコンから発せられるブルーライトは、脳の神経を刺激し興奮させるため安眠への妨げになると同時に、目への悪影響にもつながります

 

質の良い睡眠を得るためには副交感神経へのスムーズな切り替えが必要となるため、せめて寝る1時間前以降はスマホの画面は見ないよう注意を促しましょう。

josei

 

 

以上のような対策を講じることで、質の良い睡眠が得やすくなります。
子供自身でコントロールの効かないところは、親である私たちが気をつけて子供たちの生活を規則正しいものに導いてあげましょう(#^.^#)