成長ホルモン 時間|分泌される時間帯は寝ている時間?その根拠は?

成長ホルモンと言えば、身長を伸ばす働きや新陳代謝を高める働き、また女性にとってはバストアップなどの働きなどでよく知られています。

 

これは成長ホルモン分泌によって、体の組織の成長を促したり、細胞を活性化させる働きがあるからです。
また、代謝をコントロールする働きもあり、脂肪の燃焼を促したり、細胞を修復させる働きもあるので美容面でも成長ホルモンの分泌に注目した商品が多くあります。

 

では、この成長ホルモン・・・最も多く分泌される時間帯があるとすれば、それはいつなのでしょうか?

 

成長ホルモンが分泌される時間帯って?

成長ホルモンが最も活発に分泌されるのは就寝中
それも、眠りについてから3時間くらいの眠りの前半で最も多く分泌されるといわれています。

 

睡眠

 

この時間帯は、一般的に、いわゆるノンレム睡眠に陥る時間帯。
人は眠りにつくとまず脳を休めるノンレム睡眠が始まります。

 

時間の経過とともに4つの段階を経て(ウトウト→スヤスヤ→ぐっすり→昏睡)眠りは段々と深くなり、90分ほどノンレム睡眠が続いた後に次は身体を休める眠りであるレム睡眠が始まるのだそうです。

 

つまり、眠りの周期は90分ごとに深まるということですね。

 

 

この最初のノンレム睡眠の約90分の眠りを徐波睡眠と言い、ここで成長ホルモンの分泌が最も多くなるのだそうです。

 

眠っている間はこのようにノンレム睡眠からレム睡眠へと眠りのパターンを繰り返していきます。
だから、眠り始めの3時間にぐっすりと質のよい眠りをすると、より多くの成長ホルモン分泌を促すことができるというわけですね。

 

睡眠

 

成長ホルモンは、新しい細胞の生成や傷ついた細胞の修復など新陳代謝促進効果があり、身体の疲労回復に重要な役割を果たします。
また、成長期である子どもの場合は骨の成長や筋肉の強化など成長を促します。

 

 

しかし、睡眠の最初の3時間に質の良い安定した眠りを確保することは、実は年齢を問わずとても大切なこと。
子供の母親である私たちにとっても、美容のためにはとても大事な時間帯なのです(#^.^#)

 

女性

 

美容のために大切なのは「ゴールデンタイム」と呼ばれる22時から深夜2時の眠りであると言う話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

docter

これはその時間帯に成長ホルモンの分泌が盛んになり新陳代謝が促されるので、美容のためにこの時間は眠った方が良いという説です。

 

 

が、眠りに関する様々な研究が進められていくうちにこのゴールデンタイムと成長ホルモンの分泌が多くなることは直結するものではなく、22時以降に寝た場合も既にご紹介したように睡眠前半の3時間が成長ホルモンが多く分泌されるタイミングと言われるようになりました。

 

つまり、最近の研究から明らかになったのは、就寝時間が22時以降になっても問題はなく、眠りについてからの3時間をぐっすり良い眠りにすることが大切ということなのです。

 

就寝前はリラックスできるよう心掛け、途中で目覚めることなくぐっすりとした眠りにつけるよう工夫するとよいでしょう。

 

寝ている時間に成長ホルモンが分泌される根拠は?

では、眠っている時に成長ホルモンを多く分泌されるのはなぜなのでしょうか。

 

docter

 

それは、次のような仕組みによります。

 

成長ホルモンは自律神経のうち、副交感神経が働いている時に分泌されます。
副交感神経は心身が落ち着いている睡眠中や食事中などに活発に働きます。

 

副交感神経は身体のメンテナンスに関係が深いので、様々なストレスによって副交感神経が優位にならず、もうひとつの自律神経である交感神経が高ぶったままになってしまうと身体と心のバランスが崩れてきます。

 

副交感神経が活発に働くためには、質の良い眠りを得ることが大切

 

つまり、眠りの深さによって成長ホルモンの分泌は左右されるというわけです。

 

だから、寝付くベッドや布団など寝具が整っていない、テレビや照明がついたままで眠る、気温湿度管理が不快である等、ぐっすりと眠る環境が整っていないと副交感神経の働きも弱くなり、結果成長ホルモンの分泌もスムーズにおこなわれなくなる恐れがあります。

 

寝る環境には気を配りたいものですね(#^.^#)

 

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人は日中、様々な活動をしており、時には走ったり激しい動きなど身体に負荷のかかることもあります。
また、周りの環境や人間関係等によるストレスを感じる時もあります。このような状態の時は交感神経が優位になっており、副交感神経は働きを止めています。

 

よって、このように激しい動きなどを続けていたり、ストレスを抱え込んでしまう状態が続くと副交感神経が優位になる時がなく、身体の中のコントロールに狂いが生じてきます。

 

成長ホルモンを多く分泌し、健康的に身体を維持するためにより良い眠りを確保するようにしましょう。

 

成長ホルモンのスムーズな分泌のためにはリラックスして眠りにつくのがポイント

先にも触れた通り、成長ホルモンは眠り始めの3時間に多く分泌されるので、いかにスムーズに入眠し、ぐっすりとした眠りを得ることができるかが大切です。
十分な睡眠時間をとっていても、何度も目が覚めたりして深い眠りができていないと成長ホルモンの分泌量も少なくなってしまうのです。

 

 

ぐっすりと眠るためにおススメなのは就寝前にリラックスタイムを作ることです。

 

  • お風呂でゆっくりと湯船につかる
  • お気に入りのアロマの香りに包まれる
  • 軽いストレッチやヨガをして身体を気持ちよくほぐす
  • ハーブティーで身体の中から温める
等、自分のお気に入りの方法で就寝前はリラックスしてください。

 

 

逆に深い眠りを妨げる行動もあります。

 

就寝前に食事や間食を食べると、寝ている間も胃腸の働きが活発になるので身体が休まりません。
また、テレビ・パソコン・スマホなどのブルーライトを浴びて眠るとしばらくの間はその影響が続くので眠りの質を下げてしまいます。
さらに、カフェインを多く含む飲み物の摂取も深い睡眠を妨げます。

 

最近の子供の生活をみていて最も気になるのは、スマホでしょうか(^^;)

 

成長ホルモンを活発に分泌させるために、良い眠りを得られる環境作りを見直してみましょう。

 

 

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